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古文書いろは

ようこそ古文書いろはへ!! このサイトでは古文書解読のやり方を分かりやすくまとめています。 博物館・公文書館でボランティアをしようと思っている方、学芸員を目指している方、 ​古文書解読検定を取得しようとしている方などの役に立てれば幸いです。 ​お気に召しましたら是非お気に入り・ブックマーク登録をよろしくお願い致します。

博物館で働こう 今求められる人材は古文書が解読できる人!?

学芸員とは?-資格の取得方法-

まず学芸員とはどういったお仕事でしょうか。文部科学省のホームページには、

 学芸員は、博物館資料の収集、保管、展示及び調査研究その他これと関連する事業を行う「博物館法」に定められた、博物館におかれる専門的職員です。学芸員補学芸員の職務を補助する役割を担います。
 学芸員になるための資格は、1.大学・短大で単位を履修することや、2.文部科学省で行う資格認定試験に合格すれば得ることができます。なお、学芸員学芸員補として活躍するには、博物館(登録博物館)で任用される必要があります。

 といった定義で説明されています。

学芸員資格を取得するには、

学芸員資格に関する科目を開講している大学で4年間勉強する。

②筆記試験+1年間の学芸員補経験or書類審査+面接。

の2通りがあります。

なかには、大学院で学芸員資格を取得できるようになっているところもありますが、

大概は学部生の時に取得する人が多いです。

史学科を受験しようとしている方に向けて話をすると、史学科で取得できる資格には学

芸員資格の他に司書資格教員免許があります(すべての大学にある訳ではありませ

ん)。

これらは2つ以上取得しようとすると大変です。また1年生のうちから履修できるこれ

らの資格に関する授業は1年生のうちに受講しておきましょう。学芸員資格の場合、レ

ポートがたくさん課されたりと単位取得が難しいので落単の危険性があります。

2年生以上から履修を始めると4年生から履修できる博物館実習に間に合わなくなって

しまう可能性があるので、

・取得資格は1つ

・博物館概論など1年生の内から履修できるものは受講しておく。

ことをおすすめします。

またこれから受験を検討している大学で学芸員資格を取得できるのか問い合わせをして

おくことを合わせておすすめします。

歴史系博物館が求める人材

これは首都圏に限っての話ですが、現在歴史系の博物館で不足している人材は、

・考古学の知識がある人材

・古文書解読ができる人材

の2つとなっています。

まず考古学の知識がある人材が不足しているのは、ビルの建設現場などで近年歴史的遺

物が多数出土しているからです。

発掘調査を行うために工事を一時ストップさせるので、大人数で素早く作業をする必要

があるのです。

次に古文書解読ができる人材が不足しているのは、そもそも古文書解読を修得しようと

いう若い人がいないということと日本にはたくさんの古文書があるからです。

試しにヤフーオークションで「古文書」というワードで調べてみてください。

思ったよりたくさんヒットすることに驚くと思います。

博物館や公文書館には収集した古文書をはじめ、元庄屋の家やコレクターから寄贈・寄

託された古文書がたくさんあるので整理する人が不足しているのです。

まとめ

近年の博物館は年々国や自治体からの予算を減らされているのが現状です。

そうした影響か非正規の採用が多くなっています。

もちろん学芸員をしながら自分の研究が認められて大学講師・教授への道が開ける場合

もありますが何分非正規採用が多いため生活が安定しません。

そうしたデメリットも考慮しつつ学芸員を進路の1つとして考えてみてください。